縦65.7センチメートル 横83.5センチメートル 現代
燃えるような旭日の輝きのもと、絢爛たる桜花の美しさを描いたこの作は、邪まなものが現れる隙をも排除している。昭和10年代に制作された、大観円熟期の作である。横山大観は東京美術学校(現 東京芸術大学)卒業後、岡倉天心・橋本雅邦に指導を受け、天心と共に日本美術院の創立に加わっている。