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祭典・神事

熱田神宮の主な祭典・神事について

古くより伝わる年間約六十もの祭典と、約十におよぶ特殊神事が昔ながらの尊い手ぶりのまま今に伝えられております。数多い祭典の大半が産業や日々の暮らしと深い関係にあることは、熱田神宮の成り立ちと信仰の意義をよく表わしております。

中でも一番大きなお祭りは、「熱田まつり」の名で呼ばれる六月五日の例祭です。この祭りには天皇陛下のお使いとして勅使が御参向になります。又、初詣、一月五日の初えびす、五月八日からの花の撓(とう)などは、ことに参拝者の多いお祭りです。

  • 五月 皐月(さつき)

    舞楽神事
    (ぶがくしんじ)

     

    舞楽神事

    平安時代より伝わる神事です。神楽殿前庭に朱塗の高舞台を設け終日舞楽を奉奏(ほうそう)致します。その舞振りは神苑の新緑に映えて美しく拝観者を王朝絵巻の世界へ誘っております。

    日時 五月一日 午前十時三十分
    場所 神楽殿前庭

    酔笑人神事
    (えようどしんじ)

     

    酔笑人神事

    御神体の草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)が当神宮に還った故事を今に伝える神事です。境内の灯を消し、影向間社、神楽殿前、別宮前、清雪門前の四ヶ所で、悦びを込めて高笑いをする珍しい神事です。

    日時 五月四日 午後七時
    場所 影向間社など

    神輿渡御神事
    (しんよとぎょしんじ)

     

    神輿渡御神事

    神剣が当神宮に還った故事にゆかりのある神事です。王朝絵巻さながらの装束で神輿(みこし)を中心に行列を整え、本宮から鎮皇門跡(ちんこうもんあと)の西門まで進み祭りを行っております。

    日時 五月五日 午前十時
    場所 本宮から西門(鎮皇門跡)

    氷上姉子神社頭人祭
    (ひかみあねごじんじゃとうにんさい)

     

    氷上姉子神社頭人祭

    古くは熱田神宮の頭人が当神社へ鷹狩の獲物をお供えしていました。今は鷹の絵馬を供え、参列者には粽(ちまき)が配られます。

    日時 五月六日 午前十一時
    場所 氷上姉子神社

    豊年祭
    (ほうねんさい)別名・花のとう

     

    豊年祭

    農業神事で「おためし所(西楽所)」に造られた畠と田を模した飾り物の出来具合により農家の方々自らが今年の作柄を占っております。境内には野菜の苗、植木等の市が並びます。

    日時 五月八日 午前八時
    場所 本宮、西楽所

    熱田講社春季大祭
    (あつたこうしゃしゅんきたいさい)

     

    熱田講社春季大祭

    熱田講は全国の崇敬者で組織され、春季大祭では講員が祭典に参列し、熱田神宮への感謝と産業家業の繁栄を祈ります。

    日時 五月九日 午前十一時
    場所 本宮

    御衣祭
    (おんぞさい)

     

    御衣祭

    神様に衣料を奉り、衣更えをしていただくお祭りです。「大一御用(だいいちごよう)」の大幟を先頭に立てた行列が本宮へと進みお祭りが行われます。

    日時 五月十三日 午前十一時
    場所 東門より第三鳥居を経て本宮

    高座結御子神社例祭宵宮祭
    (たかくらむすびみこじんじゃれいさいよいみやさい)

     

    高座結御子神社例祭宵宮祭

    「高座の井戸のぞき」として信仰される高座結御子神社の例祭の宵祭りです。参道に露店が軒を連ね、この祭りを皮切りに当地方の夏祭りが始まるといわれます。

    日時 五月三十一日 午後五時
    場所 高座結御子神社
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