縦26.4センチメートル 全長337.0センチメートル 鎌倉時代
見返しに松や丘、清流、さらに野に遊ぶ人物を大和絵風極彩色で表現した装飾経で、この濃彩描写に同時代の特色がよく現れている。本紙は天地に金銀の砂子切箔を散らし、二条界線を引いた料紙に、肉太・細勁な書体が二行隔てて交互に書写されている。