主な所蔵品

萌黄小葵地桐竹鳳凰文二重織 萌黄小葵地桐竹鳳凰文二重織

里の童子 絹本著色 鏑木清方筆 1幅

縦59.8センチメートル 横75.0センチメートル 現代

秋の日に落ち葉を集める童子を描く。童子の柔和な表情と背景の程良い調和は、風俗画の特徴を示すと共に諧和の美が感じられる。
鏑木清方は、当時卑俗化しつつあった風俗画の芸術性を高め、殊に江戸情緒や明治風俗を描いては余人の追随し得ない作品を遺している。