長75.8センチメートル 反り2.2センチメートル 鎌倉時代
国友は山城国粟田口派の刀工、6人兄弟の長兄で藤林と称し、後鳥羽上皇の御番鍛冶に召されたと伝えられ、在銘の確実なものは、本作の他に僅か二口を数えるのみである。資料価値は勿論ながら、優美で気品ある姿はまさに古京物の名作といえる。