径28.8センチメートル 高7.3センチメートル 室町時代
蓋表は洲浜に松竹鶴亀を添えて蓬萊の情景を表し、蓋裏・身の底、及び懸子の内外には梨子地に松喰鶴を散らしている。その表現技法は雲・松竹の葉・土坡などを研出し蒔絵とし、木の幹・岩・亀・筍などは筆錆で盛り上げ、鶴の嘴と脚、水や小枝は荒粉の蒔放しとしている。