前輪高29.5センチメートル 居木長41.1センチメートル 室町時代
神事の際に神馬の飾りとして使用されたもので、鏡鞍をはじめ、銀面・轡・鐙・杏葉や、胸繋・鞦など一揃が整う。鏡鞍は総金銅包みにし、飾金具にはいずれも鍍金が施されている。居木裏の宝徳三年の修理銘より、室町初期の作と推定される。