施設紹介

深閑とした杜の四季に
つつまれる茶席

当神宮では、境内に現在6軒の茶席を有し、
その内、清雪庵(せいせつあん)・蓬乾亭(ほうけんてい)を除く4軒を、
毎月15日の月次茶会に利用されております。

茶席一覧

千秋閣(せんしゅうかく)

昭和25年6月25日に竣工した数寄屋造りの茶席です。千秋の名は、旧大宮司・千秋家の松の大木を使用したことに由来致します。平成元年7月に増改築、その後、平成24年にも改築されました。

又兵衛(またべえ)

白川郷の合掌造り前期の建物とされ、もとは岐阜県吉城郡細江村、坂上又兵衛の本家でした。同家先祖の又兵衛は、近隣に聞こえた豪農そして善人で「仏の又兵衛」といわれたそうです。昭和32年神野金之助氏より寄付を受け、平成13年4月、国の文化財に登録されました。またその後、平成24年に改築されました。

清雪庵(せいせつあん)

伊東信一氏(錦糸商)の邸内にあった茶席です。邸宅はその後、名古屋市へ寄付され、戦後の昭和23年6月、茶席のみ当神宮境内に移築されました。

六友軒(ろくゆうけん)

近代の代表的茶人・益田鈍翁が命名した茶席です。戦前の建物で、当時在名の代表的な美術商の集まり六友会による建築です。昭和22年、熱田神宮献茶会の設立を機に六友会より献納されました。

蓬庵(ほうあん)

高橋彦二郎氏が献納された数寄屋造りの茶席です。扁額は六友軒を命名した益田鈍翁の書を写したもの。昭和41年10月1日竣功しました。

蓬乾亭(ほうけんてい)

もとは当神宮のお茶所で、参拝者はここでお茶のもてなしを受けました。蓬乾の名は、この茶席を改築した高橋彦二郎氏の俳名・蓬庵の「蓬」と乾豊彦氏の「乾」に由来致します。昭和52年修復(受付専用)されました。

茶席の利用について

お問い合わせ

熱田神宮文化殿
052-671-0852
(月~日 8:30~16:30受付)

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