主な祭典・神事|熱田神宮 三種の神器の一つ草薙神剣の御鎮座に始まる由緒、祭典等のご紹介。

主な祭典・神事

古くより伝わる年間約60もの祭典と、
約10におよぶ特殊神事

熱田神宮における最も重要かつ荘厳な祭典は、毎年6月5日に行われる「例祭(熱田まつり・尚武祭)」です。
この日は、天皇陛下のお遣い(勅使)が参向され、皇室の弥栄・国の平安が祈念されます。
神事の一方、夕刻から点灯される献灯まきわら・花火を始め様々な奉納行事が催され、約25万人もの市民で境内が大変賑わいます。

その他、拝観できる
主な神事・祭典を紹介します。

初えびす

1月5日 午前零時

商売繁盛・家内安全・漁業豊漁を祈願する参拝者の熱気が境内に満ちあふれます。

初えびす
踏歌神事

1月11日 午後1時

大地の精霊を鎮め、厄除と招福を願っております。平安朝の宮中行事の様を伝えるとされます。

踏歌神事
歩射神事

1月15日 午後1時

魔を除き福を招く神事。奉射の儀が終り、観衆が千木や的を奪いあう様は壮観です。

歩射神事
舞楽神事

5月1日 午前10時半

平安時代より伝わる神事です。神楽殿前庭に朱塗の高舞台を設け終日舞楽を奉奏(ほうそう)致します。その舞振りは神苑の新緑に映えて美しく拝観者を王朝絵巻の世界へ誘います。

舞楽神事
酔笑人神事

5月4日 午後7時

御神体の草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)が当神宮に還った故事を今に伝える神事です。境内の灯を消し、影向間社、神楽殿前、別宮前、清雪門前の4ヶ所で、悦びを込めて高笑いをする珍しい神事です。

酔笑人神事
神輿渡御神事

5月5日 午前10時半

神剣が当神宮に還った故事にゆかりのある神事です。王朝絵巻さながらの装束で神輿(みこし)を中心に行列を整え、本宮から鎮皇門跡(ちんこうもんあと)の西門まで進み祭りを行っております。

神輿渡御神事
豊年祭

5月8日 午前8時

農業神事で「おためし所(西楽所)」に造られた畠と田を模した飾り物の出来具合により農家の方々自らが今年の作柄を占っております。境内には野菜の苗、植木等の市が並びます。

神輿渡御神事
例祭(熱田まつり)

6月5日 午前9時

天皇陛下のおつかい(勅使)が参向される当神宮の祭典中最も重要かつ荘厳なお祭りです。さまざまな奉納行事が境内所狭しと催され終日賑わっております。

例祭(熱田まつり)
高座御井社祭

7月 土用の入り 午前11時

このお祭りは、熱田区高蔵町の高座結御子神社の境内に鎮座する末社・御井社(みいしゃ)で、毎年土用の入りの日に行われるお祭りです。
神社には、幼児に井戸をのぞかせると、虫気を封じ、夏病みをしないという「虫封じ」の信仰があり、当日は子供に井戸をのぞかせて神恩を戴こうとする親子づれで賑わっております。

高座御井社祭
御煤納神事

12月25日 午前10時

輝かしい新年を清々しく迎えられるよう、社殿に積もった一年間の埃(ほこり)を祓い納める神事です。

御煤納神